医療に携わる仕事というと、医師や看護師を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、医療現場で働く職業はそれだけではありません。
例えば、理学療法士もその一つです。
ケガや病気で直接的な治療をするのは医師や看護師ですが、治療はそれだけで終わるわけではないのです。
日常の生活に戻していくには、長いリハビリが必要となります。リハビリが上手くいかないと、体の痛みだけでなく心のダメージも多くなってしまいます。
そんな長く続く患者の治療に寄り添っていくのが、理学療法士の仕事です。
理学療法士は、国家資格が必要な職業です。そのため、資格を取得することで全国各地の医療機関で働くことが可能となります。
理学療法士は医師や看護師と比較すれば年収は下がってしまいますが、国家資格が必要な職種ということもあり、安定した収入を得ることは可能です。
理学療法士を目指す女性も増えています。国家資格を取得すれば、結婚・出産で離職しても、再び働くこともできることを魅力と感じる方も多いためです。
また、夜勤がほとんどないというのも、家庭を持つ女性にとってはメリットの一つでしょう。
病気の治療というのは医師だけで行うのではなく、色々な専門家がチームを組んで患者と向き合うようになっています。
その中でも理学療法士は、チームの一員として医療現場で欠かせない存在であり、大きなやりがいを感じられる仕事です。
理学療法士を目指すには、大学や専門学校で学ぶことになります。それぞれにメリットがありますので、一度比較してみると良いでしょう。